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2017年1月22日~29日に UnitedStates アメリカ・アトランタで開催されるメジャー大会
ELEAGUE Major 2017では、CS:GOメジャー大会史上はじめて
グループステージにおいてスイス式トーナメントを採用することが明らかになりました。

今月15日よりスタートするELEAGUE Major 2017 メイン予選においても
本戦同様にスイス式トーナメントを採用して試合が行われます。

 スイス式トーナメント (Swiss System)

スイス式トーナメントは、チェスなどの大会で多く用いられる方式で、
CS:GOではメジャー大会"ESL One Cologne 2016"のメイン予選で初めて採用されたほか、
メジャー大会ではありませんが、ESL One New Yorkでも用いられました。

メジャー大会の本戦においてこの方式が用いられるのは
次期メジャー大会ELEAGUE Major 2017が初めての大会となります。

メリット
グループステージは、従来のGSL FormatによるDouble Elimination方式に比べて
グループ分けと初戦相手のランダム性による運要素が少なく、
1戦の敗北が、大会からの敗退に大きく影響することがないメリットがあります。

大会の進行
出場するチームは、非エリミネーション方式で
Round 1からRound 5まで、1チームは最大5試合プレーすることになります。

Round 1の対戦相手は予め設定されたシードグループによって決められていますが、
その後の対戦相手は試合結果によって変化します。
よって1敗が大きく左右すること無く、成績の拮抗したチーム同士が対戦できます。

Round 2以降、できるだけ同じ成績で、まだプレーしていない相手と対戦、
Round 3終了時点で3勝0敗となったチームはPlayoffs進出が確定(メイン予選の場合はELEAGUE Major出場権獲得が決定)、0勝3敗となったチームは敗退が確定となります。

同様にRound 4とRound 5の試合を行い、
最終的に3勝したチームはPlayoffs進出、3敗したチームは敗退となり
上位チームがPlayoffsに進出(メイン予選の場合はELEAGUE Major出場権を獲得)する方式です。

なお、ESL One Cologne 2016メイン予選ではグループ分けが一切されず、
全16チームが1つのグループとして対戦していました。
この方式がELEAGUE Majorでも採用されるかどうかは、現時点では未定です。

ESL One Cologne 2016以来約半年ぶりとなるメジャー大会"ELEAGUE Major 2017"は来年1月22日より開幕し、前メジャー大会の下位8チームとMinor Championshipの上位2チームが出場するメイン予選は今月15日よりスタートします。

Swiss format at ELEAGUE Major