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CS:GOトップ20プレーヤー2016 第7位に Sweden f0restがランクインしました。

2010年(6位), 2011年(5位), 2013年(2位), 2014年(7位), 2015年(16位)と、CS1.6からCS:GOへの移行期間のためランク付けが行われなかった2012年を除いて6年連続のランクインとなりました。

今年のランキングで18位となった Sweden GeT_RiGhTとともに、Sweden f0restは初回から毎年このランキングに名を連ねている世界でただ2人の内の1人で、今年はf0restがはじめてGeT_RiGhTを上回りました。

現在28歳の Sweden f0restは、2005年に Sweden Begripに加入して以来Counter-Strikeのトップレベルでプレーし続けています。

2006年に Sweden Fnaticに加入し Sweden cArnや Sweden dsnとプレーし始め、後に現在まで長年のチームメイトとなっている Sweden GeT_RiGhTが加入してきます。

Sweden Fnaticで数々のタイトルを獲得し、数年間はCounte-Strikeで支配的な強さを示しましたが、2011年半ばに Sweden f0restと Sweden GeT_RiGhTは Sweden SK Gamingに移ります。

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2012年に入った頃には Sweden SK Gamingは大会で成績を残せなくなりはじめました。しかし夏にCS:GOが登場したことで再び大きな変化が訪れます。

Sweden Ninjas in Pyjamasとして Sweden GeT_RiGhTや Sweden Xizt、元CS:Sプレーヤーの Sweden fribergや Sweden Fifflarenと共にCS:GOへ移行すると、2013年4月までの87MAP連勝記録などを残し、CS:GOでも断トツな強さで世界を支配し始めました。

2014年にはメジャー大会で初優勝を飾りましたが、年の後半での不安定さから Sweden Fifflarenが引退発表、チームは結成後初のメンバー変更となり Sweden Maikeleleが新たに加入しました。

2015年は Sweden f0restにとっても期待はずれの年となり、チームとしても結果が残せなかったため、このランキングでは初めてTop 10から外れて16位となりました。

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新たなコーチ Sweden THREATと、Finland alluにかわって加入した Sweden pythを迎えて2016年がスタートしました。初のビッグイベントIEM Katowiceでチームは9-10位に終わってしましたが、Sweden f0restはRating 1.12とチーム内最高評価を残します。

2016年1回目のメジャー大会MLG Columbusでは Sweden pythがビザのトラブルにより出場できず、急遽コーチの Sweden THREATがスタンドインしましたが、かろうじてBest 8入りとなり、Legendsスポットを守ります。

その後ホーム地であるスウェーデンで開催されたDreamHack Masters Malmoに出場。
Sweden Ninjas in Pyjamasは、ESL One Cologne 2014以来となる18ヶ月ぶりのビッグイベント優勝を果たします。Sweden f0restはADR 77.9 / KPR 0.74を記録し、Rating 1.07とEVP賞を獲得しました。

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ELEAGUE S1で Sweden f0restはRating 1.16と一貫して良いパフォーマンスを見せますが、チームをリードするには十分ではありませんでした。この大会を5-8位で終えます。

DreamHack Summerで準優勝となった後、ECS S1 Finalsで Sweden f0restは今シーズン最低評価となるRating 0.79を残してしまいます。その後のメジャー大会ESL One Cologneでは、Sweden Ninjas in Pyjamasがチームとして初めて、Best 8に進出できなかったメジャー大会となってしまいました。

その後、Sweden pythが手の負傷により数カ月の休養に入り、チームは Sweden disco doplanを起用した後、元メンバーの Sweden Maikeleleとともに複数のLANイベントに出場します。

Sweden Maikeleleとともに出場したSL i-League StarSeries S2では、スタンドインチームによる初のビッグトーナメント優勝を果たし、Sweden f0restもRating 1.22 / ADR 87.3を記録し大会MVPとなりました。

StarLadderでの優勝後、チームはEPICENTER: MoscowやESL Pro League S4 Finalsに出場、結果は振るわず、Sweden f0restも2016年最低に近いRatingを記録してしまいます。

11月に Sweden pythの復帰後初のイベントとなるIEM Oaklandに出場。
Sweden f0restが再びチームのスターとしての力を発揮し、Rating 1.11と2つ目の大会MVPを獲得、チームとして2016年3度目の優勝を飾りました。

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ここでの優勝を Sweden f0restは以下のように語ります。

『IEM Oakland決勝の Brazil SK Gaming戦、特に最終MAPは記憶に残ってます。再び私達が強さをみせれたこの経験は、素晴らしいものでした。過去に色々やってきましたが、あの試合は私達の中で再び何かを引き起こしたように感じます。私はこのチームの一員であることを非常に誇りに思います。』

2016年の Sweden f0restは、Sweden Ninjas in Pyjamasが優勝した3つのイベント全てで最高のFraggerであったように、とてつもないインパクトを与えています。これら3つのイベントで、2つのMVPとEVPを獲得しました。

EPICENTERやECS S1 Finalsといった特に不安定なパフォーマンスであった大会を除いて、彼はほぼすべてのカテゴリ(Kills, 生存, DPR, AWPing等)で信じられないほど安定したオールラウンドプレイヤーとなっています。
その上で彼はスタープレーヤーとしてチームの優勝を手助けし、Clutchシーン(1vsX)では47回勝利(全選手中4位)、T-Sideに限ったRatingは1.10と全選手中10番目に高い数字となりました。

f0restが予想する、2017年のTop 20 Playersに入る選手
Sweden Joakim "disco doplan" Gidetun (Fnatic)
Top 20 players of 2016: f0rest (7)