もちもちCS:GO情報ブログ

CS:GO を中心に国内外の eSports に関するニュースを掲載します。

    2016年02月

    mogolz_taipei

    先日、IEM Taipeiで見事優勝を果たし、
    MLG Columbusメイン予選と、IEM Katowiceへの出場権を獲得した Mongolia The MongolZが
    中国のポーランド大使館で、ビザを取得したことが明らかになりました。

    MongolZは、先日のMLG Columbusメイン予選に出場する予定でしたが、
    モンゴルのアメリカ大使館が選手らのビザ発給を拒否していました。

    大会を主催するMLGによる事情説明など手をつくしましたが、3度に渡って拒否されてしまい
    モンゴル勢初となるメジャー大会進出の夢は絶たれてしまいました。
    米国大使館が、MLG Columbusメイン予選に出場するThe MongolZのビザ発給を再び拒否、予選出場は絶望的状況

    さらに、来月行われるDreamHack Masters Malmöアジア予選への出場も決まっています。

    Өнөөдөр үнэхээр Монголчуудыг баярлуулсан сайхан өдөр байна. Бид Katowice-д түүх бүтээх гэж байна. Дэлхийн топ багуудтай ...

    Posted by The MongolZ on 2016年2月28日

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    MLG Columbusメイン予選が終了し、全出場チームが決定しました。

    DreamHack Cluj-Napoca 2015の上位8チームと、メイン予選の上位8チーム
    計16チームが、3月29日からアメリカ・コロンバスで開催される、
    CS:GO Major Championship: MLG Columbusに出場します。

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    Mongolia The MongolZの代替として、大会2日前に急遽出場が決定した、
    Americas Minor準優勝チーム UnitedStates Splyceが見事、全勝で予選通過しています。
    IEM Katowice予選を見事勝ち抜き、注目されていた南米勢
    Brazil Tempo Stormは予選通過とはなりませんでした。

    MLG Columbusは、ヨーロッパ以外で開催される初のCS:GOメジャー大会で、
    3月29日から4月3日まで、アメリカ・オハイオ州のコロンバスで開催されます。

    会場はMLG Arenaと、準決勝以降の試合はメイン会場である、
    北米プロホッケーリーグのコロンバス・ブルージャケッツのホームである
    Nationwide Arenaで行われます。
    大会賞金総額は増額され、100万ドル(約1億1000万円)となっています。

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    Cloud9 grab last major spot

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    現在、アメリカ・コロンバスで行われている、MLG Columbusのメイン予選で、
    大会2日前に急遽、Mongolia The MongolZの代替として出場が決定したチーム
    UnitedStates Splyceが、UnitedStates Counter Logic Gamingや Poland Vexed Gamingを倒し、
    見事1位通過でメジャー大会MLG Columbusへの出場を決めました。

    チーム、選手ともに初のメジャー大会進出です。

    さらに、元 CIS HellRaisersの Kazakhstan AdreN、Russia Dosiaらが加入する
    CIS Gambit Gamingも、チームとしては初のメジャー大会出場を決めています。

    他にも Germany mousesportsや UnitedStates Team Liquid、France G2 Esportsらも予選通過確定です。

    CS:GO Major Championship: MLG Columbus出場確定チーム
    2016y02m28d_171844737

    残る3チームは、今夜全て決定します。

    Watch live video from MLG on www.twitch.tv
    MLG Columbus 2016 Main Qualifier

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    3月29日から開催されるCS:GOメジャー大会MLG Columbusに出場するチームを決める
    MLG Columbusオフラインメイン予選が日本時間、今夜0時に開幕します。

    出場するチームは、前メジャー大会DreamHack Cluj-Napocaの8位~16位のチームに加え、
    各地域予選Minor Championshipの1位・2位チーム、最終予選勝利チームの合計16チームです。

    このメイン予選での上位8チームが、MLG ColumbusにChallengerチームとして出場します。
    今夜0時の UnitedStates Team Liquid vs. CIS HellRaisersが開幕戦です。

    下記試合時間は全て日本時間で表示されています。

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    HLTV.orgイベントページより引用

    Watch live video from MLG on www.twitch.tv

    0799

    UnitedStates Team Liquidは、26日から始まるMLG Columbusのメイン予選に、
    現在チームのバックアップ選手となっている UnitedStates adreNを起用すると発表しました。

    チームに先日加入した UnitedStates koostaは、大会のルール上
    Team Liquidから出場することが出来ないことが判明したため、
    代役として UnitedStates Echo Foxの UnitedStates mOEを発表していました。

    しかし、Liquidが本戦に進出した場合、mOEは次回のメジャー大会の地域予選
    Minor ChampionshipにEcho Foxから出場することができなくなってしまうため、
    最終的に元インゲームリーダーの adreNが出場することになりました。
    mOEがTeam Liquidから代役としてMLG Columbusメイン予選に出場しなかった理由を説明

    adreN confirmed for Liquid at qualifier

    splyce

    26日から行われるCS:GOメジャー大会MLG Columbusのメイン予選に
    ビザの問題から出場できなかった Mongolia The MongolZの代替として、
    Americas Minor Championshipで2位となっていた UnitedStates Splyceが出場することとなりました。

    当初はIEM Taipei3位の Australia Chiefs eSports Clubもしくは同位の
    China CyberZenが出場することとなっていましたが、どちらのチームも調整がつかず、
    最終的にアメリカのチームであるSplyceが出場することになりました。

    Birthday_2015_Cologne

    Valveは、CS:GOのメジャー大会"CS:GO Major Championship"の賞金増額を発表、
    従来の25万ドルから4倍の100万ドル(約1億1200万円)へ大幅に増額となりました。

    CS:GOメジャー大会(当ブログではValveスポンサードの大会を指します)は、
    2013年11月に開催されたDreamHack Winter 2013で初めて開催され、
    以降年に3回ずつ、次回のMLG Columbusで8回目のメジャー大会となります。

    新賞金プールは、3月末に開催される2016年1回目のメジャー大会
    CS:GO Major Championship: MLG Columbusから適用されます。
    CS:GO Major Championship New Prize Pool
    1位: 50万ドル(約5600万円)
    2位: 15万ドル(約1700万円)
    3-4位: 7万ドル(約780万円)
    5-8位: 3万5000ドル(約400万円)
    9-16位: 8750ドル(約100万円)

     Sticker Money


    2014年3月に開催されたEMS One Katowice 2014からステッカー販売がはじまり、
    出場する16チームの選手たちは賞金に加え、ステッカーの売上も配分されるようになりました。

    そのため、(従来の)賞金総額は25万ドルで優勝しても10万ドル(約1120万円)ですが、
    チームはステッカーの売上で、賞金以上のお金を得ています。

    HLTVに投稿されていたブログによると、
    選手のサインステッカーの販売が初めてされた昨年のESL One Cologneでは、
    総ステッカー売上が420万ドル(約4億7000万円)以上を記録しています。

    下の画像は、SNSを元に、プロ選手のファン数を合計し、
    さらにそれを元にして各チームに入るステッカー売上(チーム/サイン)を表します。

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    94

    Poland Virtus.Proは圧倒的にファン数で1位となっており、
    プレーヤー別では Poland pashaが1位、2位に Sweden GeT_RiGhTとなっています。

    ステッカー売上の50%はValve、残りをチームもしくはプレーヤーに配分されています。

    チームごとのステッカーの収入を比べてみると、
    トップのVirtus.Proは総額8700万円のステッカー収入、
    2位の Sweden Ninjas in Pyjamasで約5000万円の収入があることがわかります。

    その金額の配分については、チームごとの契約で異なりますが
    プレーヤーのサインステッカー売上分については、基本的に選手の収入となります。
    このように、ステッカー売り上げによって、
    CS:GOメジャー大会に出場したチームが得るお金はとんでもない金額になっています。
    しかし、従来の賞金総額25万ドルは、プレーヤー人口からすれば非常に少ないことは明らかです。

    たとえば、同じくValveが主催するDOTA2の公式大会"The International 2015"では、
    基本賞金額が160万ドル(約1億8000万円)と既に高額でありながら、
    クラウドファンディングを採用したことにより、最終的に賞金総額20億円以上にまで増額、
    当然ながらeSports史上最高額となっています。
    優勝チームは賞金だけで7億4000万円以上を得ていました。

    League of LegendsやCall of Dutyなどの他のeSportsタイトルでも
    賞金総額が100万ドルを超える大会は珍しくありません。

    Major Growth
    Major prize upped to $1,000,000

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