【追記】
下記Valveの発表に関して、FACEITのJames BardolphはTwitterで言及し、
FACEITの主催するイベント(ECS等)では、コーチは今まで通り試合中に会話が可能で
今後もValveのルールは適用されずに大会が開催されるとしています。
For the record, FACEIT/ECS have no plans to change the coaching situation at our standalone events.
— James Bardolph (@jamesbardolph) 2016年8月17日
Valveが、Valveスポンサード大会におけるコーチとのコミュニケーションに関し
新たなルールを追加したことが明らかにされています。
要約すると、コーチは試合中に選手らとボイスチャットで会話することが出来ません。
今後コーチがコミュニケーションを取るのは、ウォームアップ中とハーフタイムに加えて、
新たに導入される、30秒のタイムアウト(1MAPに4回)の間に限られます。
当然ながらこのルールは、コーチがインゲームリーダーを務めているチームだけではなく
ほぼ全てのプロ選手やアナリスト達から猛烈に批判されています。
This is why u dont talk to VALVE at majors anymore - its no point
— Olof Kajbjer (@olofmCS) 2016年8月17日
@csgo_dev Is this the time when all the teams Decline to play in Major, and any other tournament with such rules? Coach in CS is essential.
— VP TAZ (@g5taz) 2016年8月17日
Well then, RIP Navi, NiP, Faze, Dignitas etc. This new rule limiting a coach's involvement in the rounds will be painful...
— Semmler (@OnFireSemmler) 2016年8月17日
Valveは現在、コーチは第6の選手としてではなくValve to limit coach communication
指導やトレーニングの場で使用されるべきであると判断しました。
Valveイベントの目標は、最高のスキルを持った5人の選手の組み合わせによって
最高のチームだと証明することであります。
その結果、試合中のコーチとの通信は制限されることになりました。
ESLは、このValveのルールをメジャー大会以外の大会でも採用することを決定し、
9月末から行われるESL One New Yorkで初めて採用されるとのことです。
このルールによって、コーチがインゲームリーダーを務めるチーム、例えば
Natus Vincereや Ninjas in Pyjamasは、大きな変更が必至となるでしょう。
サードパーティのイベントでは、任意のルールで大会を開催することができますが、
我々(Valve)と提携したいならば、このルールを採用することをお勧めします。
コメント
コメント一覧 (19)
ギャンブルサイト撲滅は間違いなく大会の視聴者を減らしているし、サウンドアップデートでプレイヤーは阿鼻叫喚、今度はプロシーンの人々から批判されるようなルール決定・・・
CSGOを終わらせてDota2に注力したいのかとすら思う
ヘイトといってもそれは国際社会的なヘイトではないんじゃない?
主要国家内部に根差していない外部組織からのヘイトはあるかもしれんが
優れたIGLのプレイヤーよりIGLを務めるコーチがいるほうが潰しが利いたりすることより、プレイヤー自身の判断力や能力の局所化(局所的な立ち回りや、打ち合いの強さを選手に求める)が生じるだろう点
があると思うし、この変更により戦略性や総合力の高い選手に可能性が与えられると思う。
今まで以上に5人の組み合わせが重要になり、個人的には面白くなりそうだと思う。
確かに外部組織が受ける影響も大きいが、ギャンブル等の外部組織の肥大化等があったことよりvalveの判断に正当性を感じる人間も少なからずいるのではないかとも思う。
要するに経済的にも癒着しそうな組織よりも少人数精鋭として個人に重きを置き、健全な発展をvalveは求めているのかもしれないと個人的に感じた。
観点としてはスポーツとして誠実性、個人の表面的でない能力への注視、経済的な健全性の3点があるのではないかと推測。
野球やサッカーだって選手の中に指揮官はいるけど基本的に監督が指示飛ばしてるんだ。
なぜCSGOでそれが制限されなきゃいけない。IGLさせると担当プレイヤーのスキルが全体的に低下するし、プレイヤーとしては引退してしまった選手の再就職先としての役割もあったのにそれも終わる。
意味不明だ。
どこがで見た1.6の大会の動画だと自分が死んだら仲間のプレイは見ることができず、画面はブラックアウト&生きている仲間にVCで報告できないみたいな感じだった気がするんだけど、CS:GOはどうなの?
仲間のプレイ見れるしVCで報告も可能 オフライン大会だとゲーム中に隣の画面みて敵の位置把握してもいいからWHみたいな煙抜きも割かしある
返答ありがとう
オフラインで隣の画面見ていいのには驚いた
野球やサッカーはどちらもゲームの前に作戦やサインを決めておいてサインを送るぐらいで、試合中はタイムをとらない限り言葉を用いた意思疎通は出来ないし、試合中に下す判断としては選手交代とかのほうが監督の関与の強さを感じる。
csgoでは今のままだとチームへの関与が強すぎるのかもしれないし、選手が使い捨てにされる可能性も高いんじゃない?
例えば頭は回るがaimや反応が遅いとか、年を取って打ち合いが弱くなったとか。
つまり役割によっては選手生命が長くなるかもしれないし、コーチ自体がダメになったわけじゃないから再就職先が減るわけではないし、その存在がIGLとしての現役プレイヤーを圧迫していたのかもしれない。
サインは可能にしたほうがいいのかもしれないけど。
昔はそうだったね。でも1.6も途中からOKになったよ。
超天才IGLpronaxはこれを予想してFnaの3人組に移籍の話を出していた・・?
コーチの抑制が無かったらs1mpleが暴走するんじゃないか?
pronax < Xizt でしょ
threatがIGLやるようになってからXiztのパフォーマンス上がってたしIGLが負担になってたのは間違いない
悪魔FalleNが不敵な笑み浮かべてるのが頭によぎるわ
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