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【追記】
下記Valveの発表に関して、FACEITのJames BardolphはTwitterで言及し、
FACEITの主催するイベント(ECS等)では、コーチは今まで通り試合中に会話が可能で
今後もValveのルールは適用されずに大会が開催されるとしています。


Valveが、Valveスポンサード大会におけるコーチとのコミュニケーションに関し
新たなルールを追加したことが明らかにされています。

要約すると、コーチは試合中に選手らとボイスチャットで会話することが出来ません。
今後コーチがコミュニケーションを取るのは、ウォームアップ中とハーフタイムに加えて、
新たに導入される、30秒のタイムアウト(1MAPに4回)の間に限られます。

当然ながらこのルールは、コーチがインゲームリーダーを務めているチームだけではなく
ほぼ全てのプロ選手やアナリスト達から猛烈に批判されています。

Valveは現在、コーチは第6の選手としてではなく
指導やトレーニングの場で使用されるべきであると判断しました。

Valveイベントの目標は、最高のスキルを持った5人の選手の組み合わせによって
最高のチームだと証明することであります。

その結果、試合中のコーチとの通信は制限されることになりました。

ESLは、このValveのルールをメジャー大会以外の大会でも採用することを決定し、
9月末から行われるESL One New Yorkで初めて採用されるとのことです。

このルールによって、コーチがインゲームリーダーを務めるチーム、例えば
CIS Natus Vincereや Sweden Ninjas in Pyjamasは、大きな変更が必至となるでしょう。

サードパーティのイベントでは、任意のルールで大会を開催することができますが、
我々(Valve)と提携したいならば、このルールを採用することをお勧めします。
Valve to limit coach communication