もちもちCS:GO情報ブログ

CS:GO を中心に国内外の eSports に関するニュースを掲載します。

    ESL

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    ESLはIntelと提携し "Intel Grand Slam" を発表しました。

    Intel Grand Slam

    Intel Grand Slamは単独の大会やイベントではなく、今後開催されるESL/DreamHack主催の賞金総額が20万ドルを超えるビッグイベントで「4大会優勝」を果たしたチームには、大会の賞金とは別に100万ドル(約1億1000万円)のボーナスが与えられます。

    なお4大会優勝は、1つ目の優勝から数えて10大会以内に達成しなければなりません。

    対象となる大会の1つ目は、7月7日より開催されるESL One Colonge 2017です。

    さらに、グランドスラム達成の可能性があるチームを破ったチームには、大会賞金とは別に10万ドル(約1100万円)が贈られます。

    たとえば、あるチームが3大会で優勝を果たし、4つ目の決勝戦で敗れてしまった場合、その相手チームは10万ドルを獲得します。(ただし、この相手チームがグランドスラム達成にリーチが掛かっていない場合に限る)

    また、1チームがグランドスラムを達成(4優勝)すると、全てのチームの優勝カウントはリセットされ、次の大会より新たなシーズンがスタートするとのことです。

    現時点で確定している Intel Grand Slam Season 1 対象イベントと、その優勝チームは以下のとおりです。(このリストは随時追加/更新されます)

    • DEU ESL One Colonge 2017: 7月4日~9日 (優勝 BRA SK Gaming)
    • SWE DreamHack Masters Malmö 2017: 8月30日~9月3日 (優勝 FRA G2 Esports)
    • USA ESL One New York 2017: 9月14日~17日 (優勝 EU FaZe Clan)
    • USA IEM Oakland 2017: 11月16日~19日
    • DNK ESL Pro League Season 6 Finals: 12月5日~10日
    • POL IEM Katowice 2018: 2018年2月27日~3月4日

    ESL announces $1m Intel Grand Slam prize | HLTV.org

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    先日お伝えしたESLによる独自のVAC BANルールは、ESL OneやESL Pro League, IEMなど全てのESLイベントで適用されることが明らかになりました。

    【関連記事】

    2年ルールが全ESLイベントで適用へ

    HLTV.orgによると、ESLはVAC BANされたユーザーに関するルールを変更し、イベントへの出場が禁止されるのは過去2年以内に発行されたVAC BANに限るとのことです。VAC BANから2年経過したユーザーはESL主催イベントに出場可能となります。

    "ESLが主催するイベント"には、Intel Extreme MastersやESL One、ESL Pro League (Season 6から)などのトップクラスのイベントが含まれています。

    この新ルールが適用される初のイベントが、先日お伝えしたIEM Sydneyのオーストラリア予選となり、当初この予選のみの特例ルールかと思われましたが、本戦でも適用されることになります。

    唯一の例外として、ESLが主催する場合でもValveスポンサード大会"CS:GO Major Championship (メジャー大会)"として開催される場合、このルールは適用されません。
    ValveはVAC BAN/八百長問わず、永久的にこういったイベントからは除外されるべきであるとの方針を変えていないため、ESLの独自ルールは適用外にあります。

    しかしながら、ESLは昨年のESL One Cologne 2016以降メジャー大会を開催しておらず、2017年2度目のメジャー大会もPGLが主催することが決定しました。

    ESL One Cologne 2017がメジャー大会から外されたのは、こういったValveの方針とは異なるESL独自ルールの適用が行われたからかもしれません。

    【追記】
    ESLは追加情報として、ESL独自アンチチート"ESL Wire"によって検知された場合は2年間のESL BANが科せられており、VACによって検知されたBANもこの枠組に含めることでCS:GOプラットフォーム全体のBANについて一貫性をもたせる、と述べています。

    SWE emilio, FRA KQLY, FRA Sf

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    オンライントーナメントの試合中にVAC BANされた、当時 SWE Team Propertyの SWE emilioや、2014年のメジャー大会DreamHack Winter 2014直前にVAC BANされ話題になった当時 FRA Titan eSportsの FRA KQLY、FRA Epsilon eSportsの FRA Sfといったプレイヤーは、既にVAC BANから2年以上経過しているため、今後ESLの主催するイベントに出場することが可能になります。

    KQLYはHLTV.orgのインタビューに対して、『私たちにもう一度チャンスを与えてくれたことは本当にうれしく思います。しかし、ESLのトーナメントでプレーすることが許されても、信頼してくれる人や加入させてくれる組織を見つけることは非常に困難だと思います。』答えています。

    他のイベント主催者は、このようなESLルールを採用していないため、一度VAC BANされているユーザーは出場することはできません。

    よってVAC BANから2年以上経過したとはいえ、FRA KQLYらのようなプレイヤーがトップチームに加入することはほぼ不可能と見られます。

    KQLYのVAC BAN以降、当時所属していた FRA Titanはスポンサーの撤退などから資金不足に陥り、2016年1月に組織ごと解散に至りました。

    また今回のESLのルール変更に対して、当然ながらプロ選手から批判の声が挙がっています。また、VAC BANユーザーを2年後に大会に出場させる前に、八百長試合の結果、全てのイベントからBANされている元 USA iBUYPOWERのメンバー(DaZeD, swag, steelら)こそが恩赦されるべきだとの声もあります。


    仮に元 USA iBUYPOWERのメンバーらも同様にESLイベントに出場することが可能になったとしても、"ESL"が主催するイベントに過ぎません。

    DreamHack, FACEIT, ELEAGUE, PGL, Gfinity, StarLadder, MLGといった数多くの主催者が存在する中、1つの主催者から出場を許されたとしても、依然として出場できるイベントには限りがあるため、前述の通りトップチームに加入できる可能性は皆無だと見られます。

    個人的にはVAC BANであっても八百長であっても、こういったトップレベルのトーナメントからは永久的に出場禁止されるべきだと思います。

    10年以上の歴史ある世界最大の競技的eSportsイベント主催者が、なぜ突然このようなルール変更を行ったのか、理解に苦しみます。

    ESL One & EPL VAC rules changed

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    ESL Pro League Season 5 のオンライン部門に出場するチームが決定しました。
    オンライン部門は2月7日から5月18日まで、ヨーロッパと北米の2地域で開催されます。

     ESL Pro League Season 5

    ESL Pro Leagueは2015年から毎年2シーズンずつ開催されているリーグ形式の大会で、数ヶ月に渡るオンライン部門を経て、上位数チームがオフラインで開催されるFinalsに出場します。

    賞金総額は年々増加しており、1シーズンあたり50万ドル(約5700万円)だった2015年に比べ、2017年からは100万ドル(約1億1400万円)に増加しました。

    2017年のFirst Season (Season 5)のFinalsには12チームが出場します。
    メイン会場は USA アメリカ・テキサス州ダラスにある"ベライゾンシアター"です。

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     ESL Pro League Season 5 オンライン部門出場チーム

    Season 5には、前シーズンから上位11チームが自動的に招待されます。
    さらに、下位リーグにあたる"ESEA Premier"の最新シーズン1位チームも招待。
    これに加え、Pro Leagueの前シーズン12位/13位チームとESEA Premierの2位/3位チームが対戦(Relegation match)し、勝利した2チームが出場することになっています。

    また、Pro Leagueの出場権はメジャー大会とは異なり"チームに"付随しています。
    しかし、USA Team SoloMidを脱退した現 USA Misfitsのメンバーは、Team SoloMid時代に獲得した出場権を譲り受ける形で出場します。

    ヨーロッパ部門
    • DNK Astralis
    • FRA Team EnVyUs
    • EU FaZe Clan
    • SWE Fnatic
    • FRA G2 Esports
    • EU HellRaisers
    • EU mousesports
    • CIS Natus Vincere
    • SWE Ninjas in Pyjamas
    • DNK North
    • POL Virtus.Pro
    • POL Team Kinguin (ESEA Premier S23 EU #1)
    • FRA Team LDLC.com (ESL Pro League S4 Relegation)
    • DNK Heroic (ESL Pro League S4 Relegation)

    アメリカ部門
    • USA Cloud9
    • CAN compLexity Gaming
    • USA Counter Logic Gaming
    • USA Echo Fox (*)
    • BRA Immortals
    • USA Team Liquid
    • USA NRG Esports
    • NA OpTic Gaming
    • AUS Renegades
    • BRA SK Gaming
    • AUS Winterfox
    • USA Misfits (ESEA Premier S23 NA #1)
    • BRA Luminosity Gaming (ESL Pro League S4 Relegation)
    • USA Rush (ESL Pro League S4 Relegation)
    * Echo Foxは出場権を持っていますが、昨年12月にメンバーが脱退して以降、メンバーは発表されていません。

    オンライン部門の1位~6位チームはFinals出場権を獲得します。
    加えて、1位~11位チームは次期Pro Leagueオンライン部門への出場権を獲得します。
    オンライン部門ではFinalsに進出しない7位~14位チームに賞金が支払われます。

    ESL Pro League - ESL

    【関連ニュース】

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    ESL One New York 2017の開催が発表されました。

    今年10月に開催されたESL One New York 2016に引き続き、
    同じく UnitedStates アメリカ・ニューヨークにあるバークレイズ・センターで
    2017年9月16日~17日(メイン会場)で開催されます。

    【関連ニュース】
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    さらにESLは2017年~2020年までの今後4年間、
    バークレイズ・センターでイベントを開催することを決定しています。

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    UnitedStates アメリカ・オークランドで開催されていた
    Intel Extreme Masters Season 11: Oaklandの決勝戦において、
    Sweden Ninjas in Pyjamasが Brazil SK Gamingを下し、優勝しました。

    また、HLTV.orgの選ぶ大会MVPは、Sweden f0restと発表されました。

    f0restはStarLadder i-League StarSeries Season 2に続いて
    NiP優勝大会において2回連続の大会MVPとなりました。

     最終順位 (賞金総額約3300万円)

    • 1位: Sweden Ninjas in Pyjamas (約1380万円)
    • 2位: Brazil SK Gaming (約550万円)
    • 3-4位: Europa FaZe Clan (約270万円)
    • 3-4位: Denmark Astralis (約270万円)
    • 5-6位: Brazil Immortals (約130万円)
    • 5-6位: France G2 Esports (約130万円)
    • 7-8位: UnitedStates Team Liquid (約55万円)
    • 7-8位: UnitedStates Cloud9 (約55万円)
    • 9-10位: CIS Natus Vincere (約38万円)
    • 9-10位: Denmark Heroic (約38万円)
    • 11-12位: China TyLoo (約22万円)
    • 11-12位: Europa mousesports (約22万円)

    試合の録画は以下の再生リストに随時追加されます。



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    Intel Extreme Masters Season XI: Oaklandが11月16日に開幕します。

    今回のIEM XI Oaklandは、UnitedStates アメリカ・カリフォルニア州の
    最大2万人収容可能な室内競技場、オラクル・アリーナで開催されます。

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     グループ分け

    Group A Group B
    UnitedStates Team Liquid Denmark Heroic *1
    CIS Natus Vincere Brazil SK Gaming
    France G2 Esports Sweden Ninjas in Pyjamas
    Denmark Astralis Europa mousesports
    Brazil Immortals UnitedStates Cloud9
    China TyLoo Europa FaZe Clan

    *1 Poland Virtus.Proが過密スケジュールを理由に出場を取り止め、かわりに Denmark Heroicが招待

     賞金プール (総額30万ドル, 約3000万円)

    • 1位: $125,000 (約1250万円)
    • 2位: $50,000 (約500万円)
    • 3-4位: $25,000 (約250万円)
    • 5-6位: $12,000 (約120万円)
    • 7-8位: $5,000 (約50万円)
    • 9-10位: $3,500 (約35万円)
    • 11-12位: $2,000 (約20万円)

    Watch live video from ESL_CSGO on www.twitch.tv

     試合スケジュール (日本時間)

      17日03:30~11:00 (予定)
    • CIS Natus Vincere vs. UnitedStates Team Liquid (Main)
    • Brazil Immortals vs. China TyLoo (Sub)
    • Denmark Astralis vs. France G2 Esports (Main)
    • CIS Natus Vincere vs. China TyLoo (Sub)
    • Brazil Immortals vs. France G2 Esports (Main)
    • Denmark Astralis vs. UnitedStates Team Liquid (Sub)
    • CIS Natus Vincere vs. Denmark Astralis (Main)
    • China TyLoo vs. France G2 Esports (Sub)
    • Brazil Immortals vs. UnitedStates Team Liquid (Main)
    • CIS Natus Vincere vs. France G2 Esports (Sub)
    • China TyLoo vs. UnitedStates Team Liquid (Main)
    • Brazil Immortals vs. Denmark Astralis (Sub)
    • CIS Natus Vincere vs. Brazil Immortals (Main)
    • Denmark Astralis vs. China TyLoo (Sub)
    • UnitedStates Team Liquid vs. France G2 Esports (Off Stream)

    • 18日03:30~11:00 (予定)
    • Denmark Heroic vs. Brazil SK Gaming (Main)
    • UnitedStates Cloud9 vs. Europa FaZe Clan (Sub)
    • Europa mousesports vs. Sweden Ninjas in Pyjamas (Main)
    • Denmark Heroic vs. Europa FaZe Clan (Sub)
    • UnitedStates Cloud9 vs. Sweden Ninjas in Pyjamas (Main)
    • Europa mousesports vs. Brazil SK Gaming (Sub)
    • Europa FaZe Clan vs. Sweden Ninjas in Pyjamas (Main)
    • Denmark Heroic vs. Europa mousesports (Sub)
    • UnitedStates Cloud9 vs. Brazil SK Gaming (Main)
    • Denmark Heroic vs. Sweden Ninjas in Pyjamas (Sub)
    • UnitedStates Cloud9 vs. Europa mousesports (Main)
    • Europa FaZe Clan vs. Brazil SK Gaming (Sub)
    • Brazil SK Gaming vs. Sweden Ninjas in Pyjamas (Main)
    • Europa mousesports vs. Europa FaZe Clan (Sub)
    • Denmark Heroic vs. UnitedStates Cloud9 (Off Stream)

    • 20日03:45~ France G2 Esports vs. Brazil SK Gaming (準々決勝1, BO3)
    • 20日07:30~ Brazil Immortals vs. Sweden Ninjas in Pyjamas (準々決勝2, BO3)

    • 21日03:00~ Denmark Astralis vs. Brazil SK Gaming (準決勝1, BO3)
    • 21日06:50~ Europa FaZe Clan vs. Sweden Ninjas in Pyjamas (準決勝2, BO3)
    • 21日11:00~ 決勝

    既に終了した試合はYouTube再生リストに随時追加されています。


    IEM Oakland 2016

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    ESLは、ESL One New York 2016に引き続き
    19日に開幕するIntel Extreme Masters Season 11: Oaklandにおいても
    VR (Virtual Reality) ライブストリーミングすることを発表しました。




    VRストリーミングは、ESL One New Yorkと同様SLIVER.tv上で行われ、
    視聴者からのフィードバックを元に、解像度やフレームレートの改善を行ったとのこと。

    視聴者はカメラをコントロールすることはできませんが、
    VRヘッドセットを所有していなくても、Webブラウザ上から体験することが可能です。

    IEM Oaklandについての詳細は後日お知らせします。

    Sliver.tv and ESL partner for VR viewing for IEM Oakland

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