2016年2度目のメジャー大会として開催されたESL One Cologne 2016の
ピーク視聴者数が前メジャー大会に比べ、約50万人減少していることが明らかになりました。
今回のESL One Cologne 2016のピーク視聴者数は
決勝戦 SK Gaming vs. Team Liquidの第2MAPで記録した85万6096人でした。
この人数はTwitch.tv等外部ストリーミングサイトと、GOTVを合わせた数です。
過去最高は134万9326人
昨年開催されたメジャー大会ESL One Katowice 2015では決勝 Ninjas in Pyjamas vs. Fnatic戦では、最終第3MAPまでもつれ込み、
最終MAPで98万581人を記録しました。
さらにその次のメジャー大会ESL One Cologne 2015の決勝戦
Fnatic vs. EnVyUsでは第2MAPで124万8820人を記録しました。
初めてアメリカで開催された、2016年1回目のメジャー大会MLG Columbus 2016でも
決勝戦 Natus Vincere vs. Luminosity Gamingで過去最高の134万9326人を記録。
そして今大会ESL One Cologne 2016のピーク85万6096人は
MLG Columbusの最高記録と比べて約50万人減少していることになります。
原因としてコミュニティ上では、
Blizzard Entertainmentが発売したFPSタイトル"Overwatch"の影響ではないかという声や
ヨーロッパの人気チーム Fnaticや Ninjas in Pyjamas、 Virtus.Proらが
早い段階で敗退したため、視聴するファンが減ってしまったという声もありました。
また、決勝戦は北米 vs. 南米という初の対決が実現したものの、
大会は ドイツ・ケルンで行われているため、
アメリカのファンが視聴する場合、決勝戦は午前8時~11時頃となり
結果として最も盛り上がるはずの決勝戦の視聴者が減ってしまったのではないだろうかという声もありました。
Ninjas in Pyjamasに所属する fribergはTwitterでこの件について言及し、
今回のメジャー大会の直前2週間以内にDreamHack Summer 2016や
ECS S1 Finalsなどのビッグイベントが次々に開催された事が理由ではないかとしています。
I think the reason there was less viewers this major is because of tournaments before. There was DH Summer, ECS just weeks before the [1]
— Adam Friberg (@fribergCS) 2016年7月10日
現状、CS:GO最高峰の大会として位置しているメジャー大会"CS:GO Major Championship" の直前は1ヶ月ほどイベントを控えるべきという声もありました。
The viewer peak this Major was at 850k, 500k less than the last Major.