元 mousesportsの NiKoが FaZe Clanに移籍してから4ヶ月半が経過しました。
この4ヶ月半の間にFaZe Clanが獲得した賞金額は、過去1年間のそれを既に上回っていると話題になっています。
FaZe Clan CS:GO
- rain
- allu
- karrigan
- kioShiMa
- NiKo
- RobbaN (Coach)
Call of Dutyチームとして設立された FaZe Clanは、2016年1月に元 G2 Esports (Team Kinguinから移籍)のメンバーを獲得し、CS:GO部門を設立。
【FaZe ClanがCS:GO部門を設立、G2 Esportsのメンバーらが移籍】
当時のラインナップ(Maikelele, rain, fox, jkaem, dennis)の移籍に伴って、G2 Esports側に支払われた移籍金は70万ドル(当時約8200万円)と推定されています。
【FaZe ClanはG2 Esportsメンバーを70万ドル(約8200万円)で獲得、Counter-Strike史上最高額取引に】
その後、元SK Gaming (CS1.6)で活躍した RobbaNをコーチとして迎え、元NiPで ENCE eSportsから移籍した allu、元 Team EnVyUsの kioShiMa、元 Astralisの karriganをIn-Game Leaderとして加入させるなど、何度もロスターチェンジを繰り返しました。
そして2017年2月、 NiKoが mousesportsから移籍します。
dotesportsのレポートによると、 mousesports側に支払われた移籍金は、単一プレイヤーとして過去最高額となる50万ドル(約5500万円)と推定されています。
【mousesportsのNiKoがFaZe Clanに移籍】
獲得賞金額
esportsearnings.comによると、FaZe Clanが2016年1月に設立されて以降、NiKo加入直前の2017年1月まで(13ヶ月間)に獲得した賞金総額は$299,599 (約3350万円)とされています。しかし NiKo加入以降、コーチを含むメンバー6名全員国籍が異なる国際チームとなったFaZe Clanは、先日のECS S3 Finalsまでの4ヶ月半で既に$365,142 (約4090万円)を獲得しました。
また、2016年にチームが1度も果たせなかったトーナメント優勝を含む、5イベント中4イベントで決勝に進出しており、チームの躍進は明らかです。
FaZe Clanは今後も、ESL One Colonge 2017 (7月4日開幕)や メジャー大会PGL Major: Krakow 2017 (7月16日開幕)、ESL One New York 2017 (9月16日開幕)、IEM Oakland 2017 (11月16日開幕)などのビッグイベントへの出場が既に決定しています。
特にメジャー大会では、HLTV.orgランキングで現在1位の SK Gaming、同2位の FaZe Clan、メジャー大会連覇がかかっている3位の Astralisが優勝候補となっています。
FaZe with NiKo in 4 months has earned more tournament money than without him. : GlobalOffensive