CS:GOトップ20プレーヤー2016 第6位に shoxがランクインしました。
2013年(3位), 2014年(8位), 2015年(13位)に次ぐ4度目のランクインとなります。
shoxがはじめてプレーしたCounter-Strikeは1.5ですが、プロとしてのキャリアはCS:Sではじまり、2009年には VeryGamesに加入し世界最高の選手の1人としての地位を確立します。
CS:GOに移行した後、 shoxは ScreaMとともに Imaginary Gamingに加入していました。しかし ScreaMが VeryGamesに移ってしまい、その後 shoxは国際チームである TCM-Gamingで、現在 Natus Vincereで活躍する GuardiaNと共にプレーし始めます。
2013年5月には再び VeryGamesに加入し、後にメンバーらは Titanに加入します。
2014年6月には Epsilon eSportsに加入しましたが、夏のフランスシャッフルで Team LDLC.comに加入することとなります。その後のメジャー大会DreamHack Winter 2014では Ninjas in Pyjamasを破り初のメジャー大会王者に輝きます。
2015年にはいるとチームは Team EnVyUsへ移籍しました。
7月には SmithZzとともに再び Titanへ戻ります。
2016年に入ると、 Titanが財政難によって解散を発表し、メンバーらは後に現在のチームとなる G2 Esportsに加入しました。
SL i-League StarSeries XIVやGlobal Esports Challenge、ESL Barcelonaなどに出場しますが、チームとしても shox個人としても結果を残すことができない大会が続きます。
2016年1度目のメジャー大会MLG Colombusでは、 Virtus.Proに敗れ惜しくもPlayoffs進出ならず。当時のリーダー Ex6TenZと出場する最後の大会となりました。
『 Ex6TenZを置き換えることとなったのには主に2つの理由があります。内1つは、メジャー大会に向けて彼は多くのプレッシャーを受けていて、いつものようにリーダーシップを発揮出来ていませんでした。また、チームメイトにリーダーシップについて尋ねたところ、メンバーは Ex6TenZのCallよりも私(shox)のCallのほうが信頼できると言い、この議論の結果私たちは何かしら行動に移さなければならないことは明白でした。』
そして、長年のリーダーである Ex6TenZに代わり bodyyが加入しました。
『私たちは5人目の選手を探していましたが、 Team EnVyUsはメンバー変更をしないと思ったので、フランスの他のチームから探さなければなりませんでした。LDLC.com White時代のDemoを見て、 bodyyは本当に知的で、感覚が良く、必要に応じてRifler/Pistol/AWPerと多彩なプレーができ、私達が探していた5人目のポジションにぴったりでした。』
このメンバー変更の結果、チームはESL Pro League S3で準優勝、新たなインゲームリーダーとなった shoxも、Rating 1.20とチーム内最高評価に加えて、EVP賞も獲得しました。
ELEAGUE S1では、 Ninjas in Pyjamasに敗れグループステージ敗退となってしまいますが、 shoxは再びRating 1.15でチーム内最高評価選手となりました。
チームが初のタイトルを獲得したのはECS S1 Finals。
Ninjas in Pyjamasにリベンジを果たすと、決勝戦でも Luminosity Gamingを破り、チャンピオンに輝きました。 shoxはRating 1.23とEVPを獲得します。
ECS S1 Finalsでの優勝後、良い形で2016年2回目のメジャー大会ESL One Cologneを迎えることになりましたが、 SK Gaming, Fnatic, FaZe Clanと同じ"死のグループ"に分けられてしまい、再びグループステージ敗退となってしまいます。
その後チームはSL i-League StarSeries S2で再び決勝戦に進出することになります。
準々決勝でフランスのライバル Team EnVyUsを破り、 Team Dignitasも2-0で撃破し決勝 対 Ninjas in Pyjamas戦。
残念ながら Maikeleleがスタンドインしていた Ninjas in Pyjamasに敗れてしまいますが、 shoxはRating 1.19とチーム内最高評価に加えEVPも獲得しました。
この大会後、 G2 Esportsは不安定な時期に入り、次の大会ESL One New Yorkは早々に去り、EPICENTER: Moscowでも結果は残せません。 shoxの2016年最後のEVP賞はNorthern Arenaにありましたが、決勝戦で OpTic Gamingに敗れてしまい、優勝は逃してしまいます。
shoxは2016年、ESL Pro League S3やECS S1 Finals、SL i-League StarSeries S2など非常にインパクトのあるプレーから、チームに貢献していました。
彼はチームが勝利したラウンドで107 ADRを記録し、そのラウンドの67%のKillを獲得していました。この2つのカテゴリーで彼はTop 20 Playersの中でも3番目に高い数値となっています。
彼のインパクトあるプレーに加え、高く評価されたのは重要な試合における彼の成績です。重要な試合に限っても彼のRatingは1.16と最も高い評価を獲得した選手でした。
彼がメジャー大会でもう少し良い結果が残せていれば、Top 5入りとなっていたことでしょう。
shoxが予想する、2017年のTop 20 Playersに入る選手Top 20 players of 2016: shox (6)
Alexandre "bodyy" Pianaro